もう明日で終わりですが、味わい堂々の「アジミ杯」が北池袋アトリエセンティオでやっています！

毎年夏頃行われるお味見公演という名の番外公演、という名のオムニバス公演。
昨年からは外部の作家さんから台本を提供してもらっているのですが、
今年は4本プラス味わい堂々の1本から、ほぼ2倍の8本をA、Bの2プログラムで上演の盛りだくさんの内容。
そして幕間ではほぼ映像を使うと言うスタイル。そしてAプログラムBプログラムでちょっと映像の内容を変えるというスタイルのため、映像的にも盛りだくさん！

盛りだくさん、つまりこの1カ月くらいの稽古期間中味わいの皆は超大変そうでしたが、その分内容の濃い見ごたえのあるモノに仕上がってますよ！
映像も沢山作ったけど、今回は実写が多めでタナーにもいくつか出てもらっています。
特にタナーに主に出てもらったラストの映像は、想像以上によく撮れた。
美しい変態の姿がリリカルに描けた気がする。

そんな訳で、こんな場末のブログをチェックしている人は中々いないと思いますが、ちょうどコレを読んで明日ちょうど暇だなーって人がいたら北池袋にアジミ杯を観に行って見てはどうでしょうか。
チケット2000円ですけど、確実に2000円以上の満足感はあるはず。


あと今日から水戸短編映像祭も始まっていますね。
20日のコンペディション部門の日は、コンペディションとは別に招待して頂いてSTORY　OF　MONSTERの上映があります。
そして毎年昨年のグランプリの人がオープニング映像を作る、っていうことで今年のオープニング映像は僕が作らせてもらいました。
youtubeで公開されてます。

味わい堂々の宮本さん、こゆび侍の加藤律くん、そして僕らのトトロこと島田くんと江ノ島行って撮ってきました。
楽しかったー。

すっかり更新をサボってしまいました...すみません！
ここ数カ月にあったことをご報告です。

まずはもう１月も経ってしまいましたが、シネマロサでの「黄昏ガールズ」と「ＳＴＯＲＹ　ＯＦ　ＭＯＮＳＴＥＲ」の上映無事に終わりました！
最終日の金曜日は大勢の方に来て頂いてとても嬉しかったです。
面白かったのは、「黄昏ガールズ」すごい良かったって言われる反面「ＳＴＯＲＹ　ＯＦ　ＭＯＮＳＴＥＲ」はマジダメだった！って言われたり、またその逆があったり、色んなリアクションがあって刺激になりました。
二つの作品は、意識的に変えた所もあるし、以前やった同じ事をさらみもう一度やろうと同じにした所もあったしなのですが、こんなに反応が違うんだなと思いました。
自分の感じたように人に伝えるっていう事は難しいなと思いますが、自分が意図した事と違った風に伝わることもまた楽しい事だなと今回強く感じました。
正しく伝わった事よりも、何か作品を作って、それを見てもらうと言う"関係性"が生まれた事が何よりも素敵な事です。
そう考えるとせっかく映画を撮ってもまだまだ人に観てもらう機会が少ない。
多くの人に観てもらえる努力っていう事をもっとして行かなくてはいけないなと思いました。

ちなみに「ＳＴＯＲＹ　ＯＦ　ＭＯＮＳＴＥＲ」ですが、次は9月20日に水戸短編映像祭での上映が決まっています。
今回の水戸では、「ＳＴＯＲＹ　ＯＦ　ＭＯＮＳＴＥＲ」に出演してもらった、味わい堂々の浅野さん、そして高橋卓郎くんの出演している映画も上映があるようで、
浅野さんは佐藤健人監督の「ＦＯＲ　ＹＯＵ」に、卓郎くんは頃安裕良監督の「マイ・サンシャイン」にそれぞれ出演しています。
お二人とも日芸の先輩と同期だそうで（だそうで、と言いつつ頃安くんの映画は在学中から実は観て知っていたのですが...ちなみにすごく面白いです。）世の中狭いなぁと思いつつ、楽しみにしています。


あとは最近は相変わらずＰＶや芝居の映像をやっていたのですが、その辺もこのブログでチョイチョイ紹介していきたいと思います。

今後の予定はまず9月4日から5日の二日間、清水那保さんの一人芝居「～曇天少年／共振少女～」に映像で参加しています。
清水さんは打ち合わせでお話しているとお姫さまみたいな人なんですが、今回清水さんが作も担当していて台本を読ませてもらうとかなりエグかったです。
そして清水さん自身憑依系の演技をされるとの事。
話を聞いていると、なるほどこれはエグポップカワイイ感じになりそう。
僕は自分でコレ言ってしまうのかなり恥ずかしいのですが、グロカワイイを売りにしていますので
気が合いそうです。
もうすぐ本番ですが楽しみ！

そして17日から19日はこの時期恒例の味わい堂々のお味見公演「アジミ杯」やります。
今回も昨年同様、あのゆるーくて居心地のいい北池袋アトリエセンティオを舞台に1日３回公演とか、
前回よりも脚本提供が倍の8人になってＡチームＢチームでやるとか、
なんか大変なことやるみたいです。
2チーム制なので当然映像も沢山作る予定。
内容は言えませんが、今までの味わいでやってきたのとは結構違うので楽しみです！

そしてそして少し先ですが10月の9日から13日にかけて、qui-coの第2回公演「ウラの目と銀杏の村」もそろそろ動き始めています。
あらすじを読んでもらえればわかると思いますが、すでにめっちゃ面白そうです。
小栗さんはキコ版みにくあひるの子と言っていましたが、自分的にはデビルマンや寄生獣や猫目小僧など、大好きな漫画が思い浮かんだので、もう楽しみです。
10月に向けてテンションあげて行きます。

そんな感じでお芝居たくさんやります！
今年は年末までもう少しお芝居の映像をやるかも知れない。

あとは最近は、このsushi filmのロゴもデザインしてくれて自身もアニメをコンスタントに作っている西崎くんと言う人と、とある子ども向けアニメを作っています。
西崎くんが素敵な絵を描いてくれているので、いいのが出来そう！
あとは僕の演出をもう少し練りたい...。でも完成が楽しみですな！

とまあ色々やってます。
忙しいけど楽しい、嬉しいけど不安。
気持ちが良すぎて気持ちが悪い。
大嫌い、大嫌い、大嫌い、大好き！！！！

っていう感じで頑張って行きたいと思います！！！！！！！！！！！！！！！

『黄昏ガールズ』＜水戸短編映画祭のグランプリを受賞作品＞
　http://mitotanpen.jp/cinemarosa.html
　水戸短編映像祭セレクション 2010年7月17日(土)〜23日(金) 連日21:00〜のレイトショー
　※『黄昏ガールズ』は、20日(火) ／23日(金) 上映
　劇場：シネマロサ　http://www.cinemarosa.net/

sushi filmの初中編作品。

上演決定です！よろしくお願いいたします！！！

 

さてさて、僕が映像を担当したバジリコＦバジオの「君といつまでも」初日を空けました。

ギャグあり妖怪ありダンスあり殺陣もありで、佐々木さんのＢグルメてんこ盛りフルコースの極致のような作品になってますが、
最後には謎の感動に胸が震えるはずです。
聖なる俗物って言葉がぴったりの君といつまでも。テリー・ギリアムってる感じの映像もクールですよ！



バジリコＦバジオ
『君といつまでも』
2010.6.17(木)～21(月)
＠下北沢駅前劇場
【作・演出】佐々木充郭


「し あわせだなあ。いつまでも君がいてくれる。
...でも、そろそろ帰ってくれない？」

終らない恋と終らない梅雨。
君も僕もあん がい「普通」。
これって結構「ファンタジー」。
ジメつく季節の愛の不条理群像劇場


【出演】
三枝貴志・武 田諭・木下実香・嶋村太一（親族代表）・古市海見子・辻沢綾香（双数姉妹）・井黒英明・新井田沙亜梨（７％竹）・中込恭史
田代尚子・澤井裕太・飯 塚克之・森口美樹（ロスリスバーガー）・太田守信（エムキチビート）・岡戸三樹・猪股和磨（ぬいぐるみハンター）・阿久澤菜々（劇団おぼんろ）


【日 程】
6月
17日(木)19：30...◎
18日(金)19：00
19日(土)14：00／19：00
20日 (日)15：00
21日(月)14：00／19：00

受付開始：開演時間の60分前　開場：開演時間の30分前


【会 場】
下北沢駅前劇場
(東京都世田谷区北沢2-11-8　TAROビル3階
TEL・03-3414-0019)
※下北沢駅 南口を出てすぐ左手にあるTAROビルの3階

【チケット】
前売：3000円
当日：3300円
（全席自由・日時指 定）
◎17日の回→初日割引　前売：2500円　当日3000円


【ご予約】
バジリコＦバジオ「君といつまでも」 チケット予約ページのURLです。
このページから予約申し込みいただきますと、自動的に古市海見子扱いとなります。

http://ticket.corich.jp/apply/20029/002/


● お問い合わせ
バジリコＦバジオ
http://www.bajirico.com/
090-4063-6973（劇団）
info@bajirico.com

ここは体育館。

アジア人たちで埋め尽くされた体育館で、sushiの三人は出し物をすることになった。

体育館裏で段取りをしながらも、ウケるか心配の三人。

すると、突然安藤がアジア人たちの前にマイク片手に出て行き、歌いだす。それは《Lovin you》。

とっさの判断で荒船と田中もマイク片手に、指を鳴らしてコーラス。

歌い終わったと同時に、アジア人たちに賞賛の拍手を得る。

舞台裏。

「本当は、出し物がウケるか心配だったよねぇ～。ありがと、安藤。救われたよ」

と荒船と田中が安藤に言うと・・・

 

それは夢だった。

実にリアルなもので、目が覚めてしばらくしてから面白くなってきた。